新型コロナウイルス感染症では、発熱などの急性期の症状が無くなってから4週間以上経過しても下記のような様々な症状が続くことが知られており、後遺症ではないかと考えられています。コロナ後遺症は、時間の経過とともに徐々に改善することが多いとされていますが、時には半年から1年以上続くこともあります。
<身体的症状>
疲労感 倦怠感 頭痛 咳 息切れ 胸痛 動悸 腹痛 下痢 嗅覚障害 味覚障害 脱毛 関節痛 筋肉痛
<精神的症状>
抑うつ 不眠 集中力低下
症状のつらさはもちろんのこと、周囲に理解されないつらさもあると思います。
私自身も、1年前にコロナにかかり、関節痛や不眠、脱毛に悩まされた経験があります。よやくすべての症状が改善しました。そのような経験をもとに、診療にあたらせていただきます。
具体的には、血液検査やレントゲンなどで器質的疾患(臓器の異常)がないかの検査を行います。臓器の異常があればそちらの治療を行い、なければ微量元素やビタミンの補充、対症療法として漢方薬の処方を行います。
コロナ後遺症は不明な点も多く、症状の改善が思わしくないこともありますので、その点はご了承ください。